250616-小判大
(この写真は、私の外出時のお昼ご飯です。撮影や運転中に食べるのでおにぎりにしてもらってます。)


暑い時期の曲げわっぱのお弁当箱につきましてお問い合わせを頂きました。

少食のこの時期こそ、お弁当ご飯を美味しくお楽しみでしょうか…
次の様なお問い合わせを頂きました。

>夏場になりましたが 曲げわっぱのお弁当箱は保冷材等なくても大丈夫でしょうか。
>また、ごはんと一緒に入れたおかずも食中毒が心配です。

栗久の職人が言うには、朝詰めて夜までは基本的には大丈夫です。
もし、変な臭いがしたり糸を引いたら食べないでください。
<一応の基準がありましても、常に危険を察知する知恵はお持ち下さいます様に。>

栗久のお客様の体験をご紹介致します。

◎夏の暑い日に駐車場にクルマを置いて勤務をしていてお昼になり、車内にお弁当を入れたままなのを思い出し、慌てながらも諦めながら取りに行って恐る恐る開けてみたら、ご飯もおかずも問題なくいつもの様に美味しかったそうです。

◎グランドで部活の学生さんが、夏の練習なのに昼食の弁当をバックに入れたままグランドに置いていて、他の部員は臭いがひどく食べられなかったそうですが、栗久の曲げわっぱのお弁当は問題なかったそうです。

この栗久の曲げわっぱの共通の点は。素材が天然秋田杉です。冬は氷点下から夏の35℃を超える気温のなか、植林した環境ではないのでブクブク育ちません。
その為に、年輪が緻密なのですが、構成している細胞の中の空気が高機密断熱材になっております。
その為、外気温の影響が少ないです。

曲げわっぱに、中に冷たい水を入れておくと、外側に水滴がつきません。
熱が伝わりやすいコップですと直ぐ、水浸しになりませけれどね。
これは、天然秋田杉が高機密断熱材だからです。
また、フタが微妙にルーズな感じで、密閉していないので良いのかもしれません。

夏場のおかずは、通年を通じて同じ事かもしれませんが、生焼け生煮えのものでなければと思います。
調理したもの、水分を切ったもの入れて頂ければと思います。
油物は、シミになりやすいですが、気になる様でしたらクッキングシートをカットしておいて、気になる部分に被せてみては如何でしょうか。

お答えになりましたでしょうか。
保冷剤があれば一緒に持っていくと良いかもしれませんが、書物等濡れない様お気配り願います。
毎日この曲げわっぱのお弁当は、どうしたら良い弁当箱  になるのかと世話して頂ければ、使い手の掛け替えのない道具になると思います。よろしくお願い致します。

この事は、最近記事にしていなかったので他の方にもお知らせしたく、あとで記事にさせて頂きました。

記事をご覧の曲げわっぱに関しまして、何かありましたら元丸屋にお問い合わせくださいませ。
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