弁当箱の構造厚さ明記

副題:価格が高いことにも訳がある

栗久の曲げわっぱをご紹介している元丸屋です。
今日は春にご用意される方が多い曲げわっぱの弁当箱の話。


見た目もいいですし、手に持った感じも軽くて驚かれる方もいらっしゃいます。
それは、白神山地の土壌で育った天然秋田杉を素材としているからです。
一年の間に夏の季節に育つ夏目、冬季にわずかに育つ冬目とで柾目になります。


そして、
この素材の厚さが、炊き立てのご飯を美味しくしご飯の粗熱をとると(レジスタントスターチ)食物繊維が増える。この環境が作られているのが栗久の弁当箱です。

素材がご飯の高温の水蒸気を吸収し、乾燥すると放出します。
その為、蓋や底板が他社より厚い。また、杉の木の中心部位の赤身を使うことも大切ですね。
ご飯の粗熱を取り余分な湿気を取ることで、お米が締まって美味しくなる。おひつ効果です!!

蓋で8mm / 底板5mm / 胴の枠2.5mm この厚さが大切なんです。

ところが、
素材の天然秋田杉が、平成25年に資源保護の観点から伐採が禁止されました。
その後は、人工林や周辺の民営林からの供給になってます。
人工林の素材は、粘りがなく曲げてすぐ割れたり避けたりしてます。コストパフォーマンスが悲しいレベルになりました。

そして、
素材が高く入手が困難かしているのと同時に、賃金も上げなくてはいけない時代になってます。

プラスチィックの安価な弁当箱は、見た目綺麗だったり可愛かったりしますが、暖かなご飯を入れると湿気が籠り露がそこに溜まって臭くなりますね。

素材と造りのいい曲げわっぱのお弁当箱の購入のいいチャンスだと思う元丸屋です。
我が家の栗久のお弁当箱は、20年になりますが、まだまだ現役です。

言葉の説明
✳︎ 秋田杉の赤身は、秋田杉の丸太の中心部分(芯材部)の赤い色をした部分で、防腐・防蟻・殺菌力のあるタンニンなどの成分が多く含まれています。

✳︎ 秋田杉の白身は、辺材(へんざい)と呼ばれ、内装材や天井材として使用されます。割り箸に使われていることでは有名です。水分に弱いので構造材には向きません。
水分がつくところでは使い捨ての素材です。

✳︎ レジスタントスターチ (ウィキペディア調べ)
概要
レジスタントスターチはでんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の1種である。食物繊維の中でも、腸内細菌に対して良い影響を与える効果があり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の特性をあわせ持っているなど、ユニークな機能を有している。

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栗久の曲げわっぱの弁当箱

K128n 小判弁当 小 New 13,200円(税込)

km060 丸弁当 11,000円(税込)
km060 丸弁当 11,000円(税込)


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