
お問い合わせを頂きました。よく考えてみますとお伝えしているようでしたが、バラバラの書き込みになっていたようです。是非ご参考にしてください。
[ お問い合わせ内容 ]
>おひつ3合を購入検討していますが、杉は、さわらやヒノキと比べて、
>耐久性やカビなど、良い点、悪い点を教えて下さい。
さわらは独特の香りがしますので香りを感じなくするため透明な漆を塗る春慶塗というのが発達した経緯がある素材で有名です。
ヒノキは、香りが強く防腐性揮発臭があり食品との相性が好くありません。
お風呂や住宅基礎など湿気に強いので住宅に使うのには最高だと思います。
天然秋田杉は、古くから醤油や味噌お酒を造る際に使われた樽の素材です。
とても食品との相性がよく、タンニン酸が含まれておりますので食品を腐らせにくい性質も持っています。ただその性質は緩やかで発酵食品を作る容器としても使われています。
天然秋田杉の耐久性は、木製品として柔らかで軽いので曲げわっぱになっていないとキャシャで水分を含んだままで放置しますと直ぐ黒くなります。赤ちゃんがかじっても掛けてしまいます。
しかしながら、曲げわっぱにしますと丈夫で使いやすいものになり、水分の底に溜まりがちな問題も、栗久が特許を取った工作技術で解決しております。
>また、表面の仕上げはどれもウレタン塗装なのでしょうか?
>素地の物が良いのかなと思いますが、良い点悪い点を教えて下さい。
元丸屋以外のサイトをお読みのうちに混乱なさったでしょうか?
元丸屋のご紹介しております栗久のおひつは汚れ防止のウレタン塗装はしておりません。お弁当にはしております。汚れが付きにくくなり使い勝手が善くなっております。ご飯の美味しさに変わりはございません。
ところで、商品の選択ですが、お問い合わせ頂いたk0143 おひつ3合 は、確かにグッドデザイン賞に輝いた商品です。ご飯お湿気の調節を考え造り出した初期の作品で確かに美味しい御飯になります。その後、消費者の皆様の声でより美味しいご飯を求めて考案されたのが、k0200 おひつ3合浅型脚付きで、何年も立って誕生致しました。胴の厚さも増し底に溜まった水滴が、脚がつく事で解消されより美味しい御飯を造り出す調理器具となっております。また、ふっくらしたご飯をお楽しみ頂けます。
我が家では、最初はk0143 おひつ3合 を使っておりましたが、k0200 おひつ3合浅型脚付きを使い始めました所、そのご飯お美味しさに驚いたのが正直な感想です。