食卓のおひつ180123
日本でおひつと一言言いましても余りにも沢山あります。
使ってみたいおひつは「御飯が美味しい」ことを基準に選びました。
秋田の大館市に六代続く職人の技を現代の使い勝手に生かした造りは実用新案にも登録された品物です。
新しいものを食卓に置いても元丸屋的ではありませんので、栗久さんに拾年は経っていないけれどという「おひつ3合」をお借りしました。

白木の食器の取り扱いに詳しくっても多少クスミが出ていますが健康に害はありません。
また、これだけ使ってからでもメンテナンスしてくれますので買った当時の白木に磨いてもらえます。実際工場のメンテナンス中の「おひつ」を何点か見ました。お客さまの名前を蓋と本体に付けてありまして丁寧に仕上げていました。

これだけ経っても、御飯の旨味が引き出せる「おひつ」効果が生きています。
御飯に天然秋田杉の風味、冷めて美味しい御飯。写真の御飯は白米に発芽玄米と八穀を交ぜて炊きましたので色が白くありませんので御理解下さい。(我が家では、電気炊飯器で炊いています。)


食卓に持って来てもこの大きさ(写真は3合)ふたが無いと直径183mmです。茶わんは母の小ぶりのモノを置きました。

220102以下書き換えました。クリックして商品をご覧下さい。
k0142 おひつ 2合
k0143 おひつ 3合
k0200おひつ 3合浅型お客さまの使い勝手のご意見から、三合浅型が出来ました。直径が五合サイズですので、150年以上の秋田杉の素材の為、材料費が掛かりますが、とても使い勝手がよくなりました。
k0201 おひつ 5合
グッドデザイン選定商品
クラフト・センター・ジャパン選定商品

実用新案登録第3111368号

ご飯を食べる際の大切な事を、伝統工芸士であり大館・曲げわっぱの栗久六代目、栗盛俊二さんからの最初の口上をお伝え致しますね。
「ご飯を食べるのに一番大切な事は、ご飯の粗熱を取り余分な湿気を取る事、それで米が締まって旨くなる」
その道具が1500年前からおひつなんだと・・・