元丸屋のブログ

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4923dce4.jpg元丸屋は、使い勝手がいいばかりではなく使っている事で嬉しくなる日常の道具を御紹介しますね。

実は、この素晴らしい器の配膳されている(食材が入ってませんがね)食卓を見て頂きたい。カタログの色が茶ですが、実はこの色合いが近いのですね。(写真をクリックして大きくして見て下さい。)

このテーブルを造られている伝統工芸士の御紹介。
躑躅森(つつじもり)健さんです。お父さんが生み出した漆なのに傷のつきにくい『仁右衛門塗り』を受け継いで、秋田で行われたワールドゲームズの漆の金・銀・銅のメダルをつくる様々な創作をこなす『塗り』の伝統工芸士さんです。

漆塗りは傷がつきやすいとか手入れがメンドウ、って思い易いですよね。
ところがです、乾漆と漆のいいとこ取りを実現した『仁右衛門塗り』はテーブルクロス無しで使っていて益々風合いがよくなると言う代物なんです。

躑躅森 健さんが丹精込めて一ヵ月から二ヵ月掛かって製作作業が進められます。

使っておられる御家庭では、お子さんの食事の行儀がよくなったと言うのもうなずけるオーラがあるテーブルです。
dT-1013 仁右衛門塗り ダイニングテーブル 葡萄 1500×900×680mm

傷のつきにくい漆の仁右衛門塗りです。
しっかりした木の素材に躑躅森さんが丹精込めて作り上げます。
柄は葡萄ほかに葡萄・草木もあります。
サイズと形は下記から選べます。
2100×1050×680〜330・315mm
1500×900×680〜330・315mm
1200×900×680〜330・315mm
丸テーブル
直径900・1050・1200×680〜315mm

勿論、万が一の際も補修が出来ます。後継者も御家族が輪島で修行中とお聞きしています。

c7bfe058.jpg 私は、両親が九州人の環境で育ちましたから、正直なかなかこの東北人の素晴らしさを理解出来ませんでした。

ところが、どうでしょう。歴史・文化のなかにもそして、毎日の日常の生活の中に東北人の素晴らしい誇りのある心は育まれています。

 例えばその精神のひとつに、『真善美:認識上の真と、論理上の善と、審美上の美と。不変妥当な価値をいう。』この真善美です。

九州人的には、大きな声とハッキリした言葉で宣言する事が、自然であり、当然だと思っているでしょう。
ところが、東北人はそうでしょうか?
信じる事があれば、だまって、『わかってるべぇ。』っと、静かに燃えますよね。

この感覚が力強さになって行くのですが、時代が早いのか遅いのか、これ迄、認められていない感覚でしたよね。でも、素晴らしい力強さをお持ちなんです。
控えめにして、信じる事は譲らない。
それでいて、相手を傷つける事は良しとしない信条と生活感。

正にこの真善美の魂が、職人さんの物造りに向けられ、素晴らしい工芸品を造り出しています。
私の粗野な言動が、知らずに傷つけたり、誤解を招いたりしましても、静かで穏やかに受け止めて下さり見守って下さる豊かな精神力もありますよね。使う人の気持ちになっての創作活動。

 私はその東北人の素晴らしい精神美を、世界に知らせ広めて行きます。
職人さんの工芸品は、実にその精神美を感じます。
 
 使い手の事を考えた、相手の事を察した日常道具です。
私はこの工芸品を世界の人の日常に使って頂ける事で、東北人のもつ精神美の素晴らしさを伝えて行きます。
本日、サイトショップを開店します。

元丸屋

店長 馬場正夫

この場をお借りして、御協力下さった方々にお礼申し上げます。感謝。

 いつ頃からの事なのでしょうかね。北東北の秋田に住みながらやっとこちらの人の精神の深さ感じて、その裕さや暖かさに励まされたのは。

そして、この土地の古くから物造りに情熱的である事に気付いたのは・・・

彩色陶器が山本町で遺跡を掘ると直ぐに見つかったそうです。

多くの歴史は残っていない様ですが、知られていない素晴らしさは沢山隠れている様ですね。

北東北が育んだ精神美を工芸品の紹介を通じて、皆様に御紹介させて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。


間もなくオープンします。

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